私たちの設計理念は「伝統と革新」です。
伝統を大切にし、そこに常に新しいもの(デザインや構法など)を+(プラス)していくことを目指しています。
伝統は時に温故知新という概念で表現されます。
伝統的なもの、革新的なもの、れぞれを単体で表現させるものがあります。
クライアントとじっくりと話し合い納得しながら進めていく「やわらかい建築」を提案します。
建築する地域・風土にあった環境に合わせた使いやすいデザインが必要です。
また、デザイン優先の建築ではなく、デザインと構造、環境への配慮の融合が大切だと考えます。
以上のことを踏まえ私たちは「4つの設計理念」を元に設計を進めます。
建築は単体で存在している訳ではありません。
好むと好まざると関係なく視覚的に存在します。
個人の財産でありながら社会(まちなみ)を構成する大切な要素という二面性を持っています。
新しく開発された地域ではその地域をリードする新しい建築を、歴史あるまちなみではまちなみに配慮した設計をします。
私たちの事務所は、大阪で唯一重要伝統的建造物群保存地区である富田林寺内町(じないまち)に事務所があります。
約20年以上前から住宅の設計から始まり、陶芸工房・ギャラリー・カフェ等の設計をしながらまちなみに配慮してきました。
まちづくりへの協力も含め引続き実践してまります。
[活動受賞歴]
・建築士会連合会 まちづくり奨励賞(富田林市寺内町及び寺内町周辺の活動)
・新建賞2007 正賞(富田林市寺内町及び寺内町周辺の活動)