活動紹介Activities

「伝統と革新(イノベーション)の融合」

私たちの設計理念は「伝統と革新」です。
伝統を大切にし、そこに常に新しいもの(デザインや構法など)を+(プラス)していくことを目指しています。

伝統は時に温故知新という概念で表現されます。
伝統的なもの、革新的なもの、れぞれを単体で表現させるものがあります。

「やわらかい建築」

クライアントとじっくりと話し合い納得しながら進めていく「やわらかい建築」を提案します。
建築する地域・風土にあった環境に合わせた使いやすいデザインが必要です。
また、デザイン優先の建築ではなく、デザインと構造、環境への配慮の融合が大切だと考えます。

以上のことを踏まえ私たちは「4つの設計理念」を元に設計を進めます。

  • 「地域・風土としての建築(建築は公共性があり地域に与える影響が大きく配慮が必要)」
  • 「空間としての建築(自然が感じ取れる光や風、室から庭へつながる連続性を考える)」
  • 「素材としての建築(永く使える素材で共に経年変化を味わうことが出来る材料を使用)」
  • 「使い手参加の建築(他人任せではない一緒に楽しみ、創り手と建築づくりを共有する)」

1.中大規模木造建築の設計・デザイン

木造住宅を中心に鉄骨造やRC(鉄筋コンクリート)造の建築をはじめ、医院やこども園などのさまざまな施設、規模のある建物の設計にも数多く携わってまいりました。2010年に「公共建築物等木材利用促進法」が施行されました。公共建築物等の構造・内装の木造・木質化が推進されたこともあり、木造建築のニーズが高まっています。
デザインと構造を融合させ、両立した美しい建築を提案しています。
新しい木構造(CLT構法等)も積極的に取り入れています。

実績紹介

2.公共性のある施設の設計・デザイン

私たちは建築の公共性に配慮した施設を提案します。
クリニックやこども園(保育園・幼稚園)・福祉施設・学校・駅舎等は色々な意味での公共性があり、地域の発信の場としてのギャラリー等も含まれると考えます。
デザインと新しい技術を融合した使いやすい建築を提案します。

実績紹介

3.建築とまちなみの設計・デザイン

建築は単体で存在している訳ではありません。
好むと好まざると関係なく視覚的に存在します。
個人の財産でありながら社会(まちなみ)を構成する大切な要素という二面性を持っています。
新しく開発された地域ではその地域をリードする新しい建築を、歴史あるまちなみではまちなみに配慮した設計をします。

私たちの事務所は、大阪で唯一重要伝統的建造物群保存地区である富田林寺内町(じないまち)に事務所があります。
約20年以上前から住宅の設計から始まり、陶芸工房・ギャラリー・カフェ等の設計をしながらまちなみに配慮してきました。
まちづくりへの協力も含め引続き実践してまります。

[活動受賞歴]
・建築士会連合会 まちづくり奨励賞(富田林市寺内町及び寺内町周辺の活動)
・新建賞2007 正賞(富田林市寺内町及び寺内町周辺の活動)

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